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2020年4月 6日 (月)

アリフ・サーのバーラマ

【重要なお知らせ】3日に通知がありまして、FMラヂオバリバリでも感染拡大防止のため4/6(月)からスタジオを閉鎖することになりました。再開予定は4/20(月)とのことですが、状況をみながら延期になるかも知れないようです。このため、ゼアミdeワールドも12日(再放送15日)と19日(再放送22日)放送分はお休みになります。代わりにミュージックバードの番組が流れます。ブログは番組と連動させてきましたので、飛び飛びになると思います。自前のミキサーがあれば、データをメールで送って放送することも可能ですが、急な話ですので、今の所スタジオ再開まで待機する予定です。生放送の帯番組とデータ搬入番組は、上記期間中も放送されます。

ゼアミdeワールド207回目の放送、日曜夜10時にありました。8日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。今日はバーラマの独奏だけにして、他の曲は、また後日探します。アリフ・サー、サウスポーだったのですね。動画を見て分かりました。

トルコの24回目になります。今回からトルコの民謡の方を取り上げていきます。トルコの伝統的な民謡と器楽で最も有名な盤は、ウスクダラの入った「トルコの民謡~ウミット・トクジャン、アリフ・サー、メフメット・オズベック」だと思いますが、私が持っているのは88年に出た「黒海吟遊 トルコ音紀行」です。現在のキングWRMLのシリーズと音源は同じです。ウスクダラを歌うウミット・トクジャンと、サズの名手アリフ・サーは特に有名で、アリフ・サーはハルク伴奏のトルコ盤でも何点か手元にあります。
まずはトルコ軍楽のジェッディン・デデンと並んで、おそらくトルコの曲で最も有名なイスタンブール民謡のウスクダラからおかけします。80年代頃はウシュクダラと呼ばれることが多かったので、この盤でもその表記になっています。アリフ・サーのバーラマ伴奏です。前回言いましたように、サズは小さいものから順にジュラ、バーラマ、ディヴァンと呼ばれます。撥弦楽器ですが、古典音楽ではウードやタンブールが中心でしたが、民謡ではほとんどがサズです。

<1 Üskdara 3分2秒>

2曲目はアリフ・サーのバーラマ独奏による13分近いメドレーです。自由なリズムのゆっくりした即興から一転して速い名人芸的な部分に入って行きます。アンカラの4拍子の踊りの曲、アンカラの9拍子の民謡「私のアリー、バザールに行かないで」、デニズリ地方の2拍子の踊りの曲と移っていきます。名人芸とサズの音色をたっぷりご堪能下さい。

<2 Bağlama Solo 12分47秒>

Arif Sağ - Bağlama Solo [ Reis Çelik Arşivi © 1986 Tüplü TV ]


一曲飛ばしまして、4曲目の「チェチェンの娘」と言う曲ですが、タンブーリ・ジェミル・ベイの同名の曲とは別で、トルコ東北部、黒海沿岸のトラブゾン地方の民謡です。馬の扱いが上手く、美人が多いことでも有名なトルコに住むチェチェン人を描写した民謡です。

<4 The Girl Of The Çeçen Tribe 2分48秒>

では最後に、3曲目の「鶴は寂しく空を飛ぶ」と言う曲を聞きながら今回はお別れです。クルシェヒル地方の民謡で、異郷から飛来した鶴に、失った愛を訴えていると言う内容で、歌詞のメジュヌーンとは中東の名高い悲恋物語「ライラとマジュヌーン」のマジュヌーンを指していて、恋に狂い沙漠を彷徨った主人公をモデルにしています。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<3 "Garip Turnalar (Foreign Cranes)" 6分7秒>

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