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2020年5月27日 (水)

古関裕而の名曲「白いランプの灯る道」

「エール」を毎朝店に出る前に楽しく見ていますが、6/27の放送の後は残念なことにコロナの影響で休止するそうです。出世作の早稲田応援歌「紺碧の空 」が出た所ですが、この後はどんな曲が出てくるかも楽しみです。ご当地ソングの「船頭可愛や」辺りが出た後は、軍歌の時代に入りますが、どんな風に描写されるでしょうか。「露営の歌」など、涙をたっぷり含んだ名曲が色々あります。戦後は「白鳥の歌」「とんがり帽子」「長崎の鐘」辺りとかが来て、伊藤久男(エールでは佐藤久志)も出ていることですし「イヨマンテの夜」で締めでしょうか。あるいは岸恵子主演の「君の名は」かも。いや、60年代に入って「モスラの歌」も外せないですね。私は70年代の『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員としての柔和なお爺ちゃんの姿が目に焼き付いています。コロンビアの懐メロは色々音源を持っているので、奥さんの金子さん(エールの音さん)の録音がないか、探しているところです。
今日の動画は、奈良光江さんの代表曲「白いランプの灯る道」で、古関裕而さんの代表作とも言えるでしょう。実は98年頃ナツメロ番組で奈良さんと近江敏郎(やはり『オールスター家族対抗歌合戦』で審査員でした)の1971年の「悲しき竹笛」の映像を見て、余りに美しい歌声と白い着物の舞台姿にぞっこんになりまして。正に佳人薄命の生涯で1977年に53歳の若さで亡くなり、1998年の5/14が21周忌でした。故郷の青森の弘前で行われる式に参列したいと思い立ち、ご家族に連絡を取ってから品川からの夜行バスに飛び乗りました。奈良さんのお墓の前で同級生の方たち(当時75歳)と写真も撮りました。その時お聞きしたのですが、77年の告別式で流されたのが、この「白いランプの灯る道」だったとのこと。涙涙の名曲です。
2本目はその1971年の「悲しき竹笛」です。1946年のオリジナル録音より40代に入ってからのこの歌唱の方が私は好きです。作曲者は古賀政男。エールでは木枯正人です。番組で「影を慕いて」が出てきましたが、少し節が違っていました。そういえば藤山一郎の出世作「丘を越えて」も出てきましたが、当時は大正のモボモガの流れの曲だったのだろうなと思いました。
一つ古関メロディの大名曲を忘れていました。「栄冠は君に輝く」ですが、今年は夏の甲子園がないので、この曲を熱く聞けないのがとても残念です。

白いランプの灯る道(昭和26年)奈良 光枝


XAA462 悲しき竹笛 近江俊郎&奈良光枝 (1946)1971・130814 vL HD

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