カーブーキとその後
「カーブーキ」は、「花嫁」あるいは「小鳩」の意味とのことですが、スーフィー的な深意があるのかどうか、2006年の来日時のナーゼリーさんへのインタビューの際に聞いておけば良かったと思いました。あの日のライブを思い出させる弾き語り映像がありました。赤いラインの入った黒い衣装もあの時と同じですが、演奏は2010年代ではと思います。改めてナーゼリーさんの歌のパワーと、セタールの妙技が手に取るように分かって嬉しい一本です。2本目はカムカル・アンサンブルのライブ映像です。先日は静止画像でしたから。ビジャン・カムカルのダフ叩き歌いも凄いなぁと改めて思います。この曲は、その後(でしょうか?)ノリの良さからか、色々なヴァリエーションが登場して来ていました。ヴァイオリン独奏なら分かりますが、4本目のようなポップな展開は、ナーゼリーさんが知ったらどう思うでしょうか(笑) イラン・ポップスのほとんどは、人々を騙す悪い音楽だとインタビューの際に本人から聞きました(笑)
Persian Music:"Kurdish Folk Song: Kabouke"by Shahram Nazeri
Kamkars - Kabukê / @Kommuzik
Kabooki
AHOURA KABOOKI REMIX
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