ユネスコ・コレクションのクルド
ユネスコの音源はyoutubeにありました。このシリーズには70年代にLPで国内発売された音源が色々ありました。クルドは89年にオーヴィディスからCD化されましたが、イランや南インドのように何故かCD化されずそのまま埋もれてしまった名盤もありました。今はSmithsonian Folkwaysのサイトで聞けたり、カスタムCDRで再発されて入手可能な録音もあります。(以下放送原稿を再度)
1989年にフランスのオーヴィディスからCD化されたユネスコのクルド音楽の録音は、70年代後半にはオランダのフィリップスからユネスコ・コレクションのシリーズとしてLPで出ていた音源で、日本では日本フォノグラムからLPで出ていました。当時このシリーズでは大分前にかけたイランや南インドのLPを持っていましたので、サンプラーLPでクルドの音源も聞いたことがありました。トルコ東部のクルディスタンの音楽のようです。そのMawal Wa Raqsaという曲をおかけします。編成は2本のピクという笛と、打楽器のトゥンバラク、フィンガー・シンバルのジルです。タイトルは「マウワルと踊り」という意味だと思います。
<3 Kurdish Music ~Mawal Wa Raqsa 7分1秒>
Mawal wa Raqsa (for two pik, tumbalak and zil)
| 固定リンク
「クルド」カテゴリの記事
- イッサのブズク(2020.08.07)
- エラーヒの息子のタンブール(2020.08.04)
- クルドの締めは、エラーヒのSuite Tarz-e Yâriとイッサ(2020.08.03)
- ラウクとウズン・ハワ(2020.07.31)
- アイヌール・ドーアンの鮮烈な歌声(2020.07.30)
コメント