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2020年7月16日 (木)

ユネスコ・コレクションのクルド

ユネスコの音源はyoutubeにありました。このシリーズには70年代にLPで国内発売された音源が色々ありました。クルドは89年にオーヴィディスからCD化されましたが、イランや南インドのように何故かCD化されずそのまま埋もれてしまった名盤もありました。今はSmithsonian Folkwaysのサイトで聞けたり、カスタムCDRで再発されて入手可能な録音もあります。(以下放送原稿を再度)

1989年にフランスのオーヴィディスからCD化されたユネスコのクルド音楽の録音は、70年代後半にはオランダのフィリップスからユネスコ・コレクションのシリーズとしてLPで出ていた音源で、日本では日本フォノグラムからLPで出ていました。当時このシリーズでは大分前にかけたイランや南インドのLPを持っていましたので、サンプラーLPでクルドの音源も聞いたことがありました。トルコ東部のクルディスタンの音楽のようです。そのMawal Wa Raqsaという曲をおかけします。編成は2本のピクという笛と、打楽器のトゥンバラク、フィンガー・シンバルのジルです。タイトルは「マウワルと踊り」という意味だと思います。

<3 Kurdish Music ~Mawal Wa Raqsa 7分1秒>

Mawal wa Raqsa (for two pik, tumbalak and zil)

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