NordSudのTânia Arab
Tânia Arabの歌唱は、ラウク以外にも3本上がっていますので、もう一日見ておきたいと思います。この盤は1999年リリースで、NordSudというのがレーベルのようです。アル・スール盤から7年後くらいに出た盤になります。メンバーがこの4人とすれば、バラバン奏者が持ち替えでトンバクを叩いているのではと思いましたが、同時に出てくる部分もあるので、もう一人はいると思います。サズをこういうペルシア音楽寄りに使うのは余り聞いた覚えがない感じです。器楽部分ではクルド的な激情は影を潜め、落ち着いた趣の演奏ですが、タニア・アラブの歌唱はクルドそのものの濃い節回し。Heyranと、ナーゼリーさんのヘイラーニは関係のある言葉でしょうか? それが気になりました。
Heyran
Parêshanim
Dêwanem
| 固定リンク
「クルド」カテゴリの記事
- イッサのブズク(2020.08.07)
- エラーヒの息子のタンブール(2020.08.04)
- クルドの締めは、エラーヒのSuite Tarz-e Yâriとイッサ(2020.08.03)
- ラウクとウズン・ハワ(2020.07.31)
- アイヌール・ドーアンの鮮烈な歌声(2020.07.30)
コメント