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2020年9月10日 (木)

こうのとり、たちずさんで

ギリシアの映画監督テオ・アンゲロプロスの91年の「こうのとり、たちずさんで」に使われた「恋が満ちる時」ですが、とうようさんのライナーノーツによると、かなり分かりにくい部分に出てくるそうで、どうやらアレクシーウの歌唱の部分だけのyoutubeはなさそうでした。残念ですが、諦めました。代わりに映画全編がアップされていますので、予告編と共に上げておきます。80年代にはタルコフスキーと並び称される映像美を誇る監督のイメージがありました。「恋が満ちる時」は、いかにもアンゲロプロスらしい仄暗い雰囲気の美しい曲で、この監督の映画音楽を多く手掛けたエレニ・カラインドルーの作曲です。ギリシアではミノスから、欧米ではドイツのECMからサントラがリリースされました。

『こうのとりたちずさんで』予告編 テオ・アンゲロプロス監督作品


Το μετέωρο βήμα του πελαργού | The Suspended Step of the Stork (1991) - Θόδωρος Αγγελόπουλος

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