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2020年11月13日 (金)

フリストドゥーロス・ハラリスの古代ギリシアの音楽

今日は丸々ハラリスの古代ギリシアの音楽です。この人の演奏は、どうしても90年に聞いたオラータのビザンティン世俗音楽に近く聞こえてしまうところがありますが、そんな中でエウリピデスのオレステスと、先日のデルフィの讃歌2番は、秀逸な演奏だと思いました。CD丸々上がっている動画もありますが、個別に4本上げておきました。(以下放送原稿を再度)

古代音楽風な印象の強いパニアグアの演奏と比較すると、フリストドゥーロス・ハラリスの古代ギリシアの音楽の方は、結構ビザンティン音楽寄りの伴奏が付いているように思います。この盤は売り切れで資料が手元に残ってないので、アップルミュージックから音出ししておりまして、解説は参照できておりません。
ギリシア悲劇の三大詩人の一人、エウリピデスの代表作「オレステス」の最初の合唱という曲が2曲目にありますので、こちらからおかけします。

<2 Music of Ancient Greece ~First Chorus from the €œOrestes†Tragedy of Euripides 3分37秒>
Music of Ancient Greece- Orestes Tragedy-Eurypides - Halaris

パニアグア盤でかけました「太陽神への讃歌」と「セイキロスの墓碑銘」や、先週かけた「ミューズへの讃歌」も、ハラリス盤にも入っていますので、「セイキロスの墓碑銘」「ミューズへの讃歌」「太陽神への讃歌」の順におかけします。これらの曲を聞きながら今回はお別れです。もし入れば「太陽神への讃歌」を時間までおかけします。「ミューズ(ムーサ)への讃歌」については、「英語のmusicの語源はゼウスの娘、女神ムーサに由来していて、ムーサは創造神であり、知の守護神でした。」と、前回コメントを入れました。

<7 Epitaph of Sikelos 2分14秒>
Music of Ancient Greece - Epitaph of Sikelos - by Halaris

<9 Hymn to the Muse 2分33秒>
Hymn to the Muse

<8 Hymn to the Sun 5分36秒>
Hymn to the Sun

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