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2020年12月30日 (水)

トラキアのディオニュソス信仰由来の火踊り

ディオニュソス信仰由来の火踊りのYouTube、ありました。火踊りで波乱の一年を締め括ることが出来ます。不幸を追い払う踊りと言うことですから、相応しい一本かと思います。来年は少しでも感染状況が良い方向に向かいますことを祈って。(厄祓いの火祭りと言う面では、信州・野沢温泉の道祖神祭りを思い出します)ブログは年内は今日が最後になります。新年は遅くても7日から書けると思いますが、私の番組の初放送は6日からですので、ツイッターの収録速報も6日からになります。ZeAmiとCafeトークトークの営業も今日30日からお休みで、新年は4日から始めます。それでは、皆さま良いお年をお迎え下さい。(以下放送原稿を再度)

ブルガリアの南に位置するトラキアの音源は、キング盤に2曲、アルバトロス盤に3曲入っていまして、コスティのグループの現在の居住地はマケドニアのテッサロニキの近くのようです。彼らはオスマン帝国時代はブルガリア南東部のトラキア地方のコスティにいたトラキア系ギリシア人のグループで、アルバトロスの方に彼らのディオニュソス信仰に由来すると言う火踊りの珍しい録音「小さなコンスタンティン ~アナステナーリア祭礼より」がありますので、時間まで聞きながら今回はお別れです。時間が余りましたら、14曲目の「修道士のコロス(合唱)」までおかけします。この仮面劇もディオニュソス信仰の痕跡を残しているそうです。
ディオニュソスと言うと、どうしてもニーチェを思い出してしまいます。ディオニュソス信仰は、ギリシアがキリスト教化する以前からの伝統ですが、現在はギリシア正教の教義に置き換えられ、聖コンスタンティンと聖エレナの聖画イコンの前で踊り、ため息や啜り泣き、唸り声や呻き声と共に、宗教的法悦に達していくという祭りです。火の上を裸足で踊り回っても何故か火傷はせず、その理由は医学的に説明がつかないそうです。

<12 Folk Music Of Northern Greece ~Little Constantine 2分37秒>
O Mikrokonstantinos

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