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2021年1月21日 (木)

ピレンツェ・ペエ

ブルガリアン・ヴォイスの名曲としてしばしば言及されるのが、ピレンツェ・ペエとトドラでしょう。トドラは次回かける予定ですので、今日はピレンツェ・ペエを幾つかの歌唱で聞き比べしてみます。Sheet Musicに楽譜もありましたので、こちらを一本目に。最初の方にブルガリア語の歌詞のローマ字表記と英訳もありました。ピレンツェ・ペエの意味は「ナイチンゲールが歌う」と言うことで、ペルシアなど中東の詩との繋がりを感じさせ、poleやzelenaのように語彙にはロシア語から類推の効く単語も散見されます。音楽面では、9拍子と4拍子が入れ替わる複雑なリズムであることが分かり、これはバルカン音楽の典型と言えるでしょう。高音パートの細かい節回しは、ペルシアのタハリール唱法に少し似ているようにも思います。このようにスラヴと中東の要素が重層的に重なっていることが、音楽と歌詞からはっきり分かります。

Pilentze Pee (Sheet Music)

THE GREAT VOICES OF BULGARIA - Pilence Pee

Bulgarian State Women's Chorus -- Pilentze Pee

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