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2021年1月25日 (月)

Bulgarian Voices Angelite

ゼアミdeワールド244回目の放送、日曜夜10時にありました。27日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。4曲目以降は水曜以降に。

ブルガリアの2回目は、ブルガリアン・ヴォイセス・アンジェリーテのアンジェリーナという2013年の盤をご紹介したいと思います。ドイツJaroのCDは売り切っていて現物がないので、アップルミュージックからの音出しになります。ゼアミHPでのコメントを読み上げますと、

ポリフォニー・ヴォーカルの最高峰グループが2003年のAn Angel’s Christmasから10年ぶりのスタジオ録音作を発表!〈神秘の歌声〉と形容されるブルガリアン・ヴォイス。現在のその最高峰グループといえるのが、このアンジェリーテ。社会主義時代のブルガリアで生まれたこのグループは民主化以前よりドイツのレーベル、ヤロ(Jaro)の目にとまり、80年代後半に専属アーティストとして活動を開始。欧州を中心に活動した彼女たちは93年にはグラミー賞にノミネートされるなど世界的な評価と人気を獲得し、現在に至るまでその名声を保っている。本作は単独のスタジオ録音作としては10年ぶりのリリース。今回はプリミティヴなパーカッション、バグパイプといったブルガリア伝統の楽器を加え、色彩豊かなヴォーカル・アンサンブルでブルガリア音楽の深奥部にせまる。

プロフィールの重要な点をご紹介します。
1952年、アンジェリーテの前身となる、ブルガリア国立放送合唱団(RTB合唱団)が結成される。
1986年、グループ名を大ヒットアルバム「ブルガリア声の神秘」と同じ "Le Mystere des Voix Bulgares" と名乗るようになる。
1995年、グループ名を "ブルガリアン・ヴォイス・アンジェリーテ" に変更。同年、初来日。阪神・淡路大震災の復興イベントに参加。楽曲「Hiroshima」を発表。和太鼓のグループである鼓童と佐渡島で共演したほか、新宿、大阪で公演を行う。

まずは、1曲目の「待ってくれないか、輝く太陽よ」からどうぞ。

<1 Postoi, Milo, Yasno Slanze (Please Wait, Bright Sun) 3分33秒>
Postoi, Milo, Yasno Slanze (Please Wait, Bright Sun)

先ほどのコメントで「プリミティヴなパーカッション」と表現していたタパンの伴奏の付いた2曲目Erke, Mori, Erke (Erke, Dear, Erke エルケ、愛おしい、エルケ)を次にどうぞ。

<2 Erke, Mori, Erke (Erke, Dear, Erke) 2分16秒>
Erke, Mori, Erke (Erke, Dear, Erke)

続く3曲目Imala Baba (Once Upon a Time 昔々)は二人の歌唱のようですが、一人がドローンのようなパートを担当しています。こういう多声歌はギリシア北部のエピルスから出てきていましたが、バルカンにはあちらこちらで聞かれるスタイルです。

<3 Imala Baba (Once Upon a Time) 2分41秒>
Imala Baba (Once Upon a Time)

カヴァルと思われる笛が伴奏パートを吹きベースが支える4曲目のVrabche (Sparrow つばめ)は、伝統色を残しながらモダンな音の動きが聞き取れます。

<4 Vrabche (Sparrow) 2分54秒>

5曲目はアルバムタイトル曲のAngelinaで、この曲でもカヴァルと思われる笛の伴奏が入ります。伝統的な合唱とカヴァルですが、音楽はモダンな面をかすかに内包しています。

<5 Angelina 4分29秒>

タパンを打つリズムを模した7曲目Tapan Bie(太鼓を叩く)は、とてもユニークで、強く印象に残る一曲でした。

<7 Tapan Bie 2分27秒>

ロシアのジプシー民謡「オチ・チョルニエ(黒い瞳)」を思い出してしまうOchi, Ochi (Eyes, Eyes)は、とても美しいメロディが耳に残ります。Ochiという単語も、ロシア語とブルガリア語で同じ「瞳」という意味だと、この曲で分かりました。この曲を聞きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<8 Ochi, Ochi (Eyes, Eyes) 3分28秒>

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