« アル・スールのChristos Zotos & Skaros / Continental Greek Music | トップページ | 明るいミロロイとドイナ風のクラリネット »

2021年1月13日 (水)

ルメリアの音楽

ルメリアの音楽は、他にも地名が入った音源があったと思いますが、Poulia mou diavatarikaのようにルーマニア音楽そのもののような感じだったかな?と思いました。Itiaと言うのも好きな曲で、クラリネットが少しバラバンのように聞こえるのは、クルド系の音楽家と一緒だからかとも思います。(以下放送原稿を再度)

 

まずルメリアという地名ですが、位置を確認しますと、ギリシア本土のエピルスをおそらく含めて、テッサリア、マケドニア、トラキアまでを指すようですが、オスマン帝国統治下の南バルカン地域の「ローマ人の土地」を意味するトルコ語の名称ですので、実際は現在のギリシア中央部とトルコのヨーロッパ部分、ブルガリア、北マケドニア共和国などかなり広域になるようです。この盤の後半はルメリアの曲が集められていますが、その中から10,11曲目を続けておかけします。10曲目はルーマニア風な旋律と、演歌っぽいリズムが組み合わさった面白い曲です。11曲目もどこかで聞いたような懐かし気な旋律とリズムに聞こえて仕方ありません。

 

<10 Christos Zotos & Skaros / Continental Greek Music ~Roumelie - Poulia Mou Diavatarika 5分2秒>
Poulia mou diavatarika

 

<11 Christos Zotos & Skaros / Continental Greek Music ~Itia 4分15秒>
Itia

|

« アル・スールのChristos Zotos & Skaros / Continental Greek Music | トップページ | 明るいミロロイとドイナ風のクラリネット »

ギリシア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アル・スールのChristos Zotos & Skaros / Continental Greek Music | トップページ | 明るいミロロイとドイナ風のクラリネット »