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2021年2月 8日 (月)

Sound portraits from bulgaria a journey to a vanished world

ゼアミdeワールド246回目の放送、日曜夜9時にありました。選挙特番のため、今回は1時間早くなりました。10日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日の動画は4曲目までにしておきます。

ブルガリアの4回目は、数年前に民族音楽の名門レーベルSmithsonian Folkwaysから出た「ブルガリア音楽の肖像~失われた世界への旅 1966-1979」から抜粋してご紹介したいと思います。CD2枚組と図鑑のような豪華な本が付いたセットで、ポリフォニーばかり紹介されがちなブルガリア音楽の、編曲されてない民謡や器楽そのものの貴重な録音です。
ニューヨークのバルカン・アーツ・センター創設者でもあるマーティン・ケーニッヒ(Martin Koenig)がカメラとポータブル・レコーダーを携え、1966年から1979年の10数年の間、6度に渡りブルガリアを旅行し、その当時まだ活気に満ちていた伝統文化継承の様子を収め、絶滅の危機に瀕していた希少な文化を捉えています。今では工業技術の発達やグローバル化によって完全に消滅してしまったと言われるブルガリアの生活様式を、視覚/聴覚から追体験することができる内容に仕上がっています。
売り切れて現物が手元にないため、その豪華本は参照できていませんので、解説は最小限にしてデータから沢山かけたいと思います。11曲用意していますが、入らない曲は次回に回して、ブルガリアGegaの現地盤「トラキア民謡アンサンブル」などと併せてご紹介したいと思います。

まずは1枚目の1曲目、縦笛カヴァルの独奏で、「羊飼いのメロディ」からどうぞ。尺八を聞くかのような詫び寂び感と、東欧らしいエキゾチックさが入り混じって聞こえます。

<1-1 Овчарска мелодия 羊飼いのメロディ 3分5秒>
Ovcharska melodiya (Shepherd’s melody)

翻訳では「コウモリのいじめっ子」と出てくる8曲目のバトオヴァータ・ブルドスカと言う曲を次におかけします。(動画での英訳はBig brother’s sister-in-lawになっていました)編成はカヴァル、タパン、アコーディオンでしょうか、一聴で耳に残ったとても印象的な曲です。後で出てくるトロパンカのリズムに聞こえましたが、どうでしょうか?

<1-8 Батьовата бълдъзка コウモリのいじめっ子? 1分57秒>
Batyovata baldazka (Big brother’s sister-in-law)

ギリシアから始まる舞曲のホロはブルガリアでも頻繁に出て来ますが、次の曲は結婚式のホロです。

<1-9 Булчинско хоро 結婚式のホロ 2分16秒>
Bulchinsko horo (Bride’s dance)

翻訳ソフトにかけているので正しいかどうか分かりませんが、「惨めな森」とあった1枚目の20曲目を次におかけします。女性の独唱をブルガリアの擦弦楽器ガドゥルカが伴奏しています。

<1-20 Жална горо 惨めな森 4分4秒>
Zhalna goro (Oh, sad forest)

ブルガリア語からの翻訳では23曲目は「右のホロ」と出て来ましたが、ガドゥルカとおそらくツィンバロム系の打弦楽器の忙しい二重奏です。

<1-23 Право хоро 右のホロ 2分9秒>

2枚目の1曲目のスィートナは、翻訳では「小さな」のような意味のようですが、この曲はルーマニア南部ワラキアの音楽に似て聞こえます。

<2-1 Ситно 小さい 1分56秒>

3曲目のパラスカという曲に至ってはストリップと訳が出て来ましたが(笑)、クラリネット、ガドゥルカ(あるいはヴァイオリン)、タパンがメインの、おそらくジプシー音楽ではないかと思いました。

<2-3 Полоска ストリップ 3分52秒>

4曲目の比較的長いホロでは、アコーディオンとおそらくヴァイオリンの一糸乱れぬユニゾンが見事です。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<2-4 Хоро ホロ 4分28秒>

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