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2021年3月29日 (月)

チョチェクとオロ

ゼアミdeワールド252回目の放送、日曜夜10時にありました。31日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日はコチャニのチョチェクのみです。

マケドニアの音楽の2回目になります。前回はバルカン・ブラスの方が終わりに少しだけになりましたから、今回はそちらをメインに、たっぷりかけたいと思います。
バルカン・ブラスとエスマ・レジェポヴァの歌の両方に共通の舞曲に、ギリシアのホロに由来するオロと、チョチェクというのがあります。オロは輪舞している様子が大体イメージ出来ますが、チョチェクと言うのは聞きなれないので、調べてみました。
バルカン半島で19世紀頃興った音楽のジャンル、およびダンスで、主にロマ(ジプシー)により演奏されるロマ音楽の一種であること、オスマン帝国の軍楽隊の音楽に由来し、ブルガリアやセルビア、マケドニア、ルーマニアなど、オスマン帝国の影響下の地域で広がっていったが、主に各地でロマ(ジプシー)によって受け継がれ、結婚式やパーティーの音楽として定着していったこと、アルバニアやコソボ、マケドニアなどのアルバニア人の間でも盛んである点などでした。またベリーダンスの伴奏にも頻繁に使用されてきたようです。拍子は8分の9拍子が多く、分割は2+2+2+3か、2+2+3+2の2種類が多いそうです。

コチャニ・オルケスタルの95年のフランスのLong Distance盤にチョチェクは3曲ありますが、先ほどのウィキペディアの解説に「旧ユーゴスラビア圏においては、4/4拍子や7/8拍子のものもある」とあった通り、Romski Cocekは4拍子でした。タイトルは「ロマのチョチェク」の意味でしょうか? まずはこの曲からどうぞ。

<3 Kočani Orkestar / A Gypsy Brass Band ~Romski Cocek 4分41秒>

残る2曲のチョチェクも続けておかけします。Nejatov Cocekはやはり4拍子に聞こえますが、後のCiganski Cocekは4拍子のようで、妙なアクセントがついています。先ほどのロマとツィガンは、ジプシーの正式名称とドイツ語読みで、意味は同じだと思います。

<7 Kočani Orkestar / A Gypsy Brass Band ~Nejatov Cocek 5分54秒>

<9 Kočani Orkestar / A Gypsy Brass Band ~Ciganski Cocek 4分40秒>

チョチェクがエスマ・レジェポーヴァの盤にも1曲入っていますので、おかけしておきます。こちらは2+2+2+3の9拍子です。この曲でも器楽陣の演奏の上手さには驚きました。

<4 Esma Redzepova / Songs of the Macedonian Gypsy ~Gypsy Dance (Cocek) 2分34秒>

オロはエスマ・レジェポーヴァの方に入っているMacedonian Horo (Soborsko Oro)から先におかけします。

<7 Esma Redzepova / Songs of the Macedonian Gypsy ~Macedonian Horo (Soborsko Oro) 3分30秒>

では最後にコチャニ・オルケスタルのオロの演奏として、この盤のラストを飾ってるBulgarska Oroを聞きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<10 Kočani Orkestar / A Gypsy Brass Band ~Bulgarska Oro 5分43秒>

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