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2021年3月17日 (水)

Fairy Tale Trio / Jazz Across the Border (Wergo)

現代音楽の専門レーベル、ドイツのWergoからは、秀逸な民族音楽の盤も90年代に何枚も出ていましたが、最近はとんと見かけません。チェック漏れではなく、おそらくリリース自体がないのだろうと思いますが、どうでしょうか。ブルガリア音楽のFairy Tale Trioも、その頃の一枚でした。現代音楽もすっかり世代交代の感が強く、知らない若手作曲家の盤がヴェルゴから色々登場しています。一方ワールドミュージックの方は、余り新しいムーヴメント自体見かけないのが気になります。5曲目は見かけないので、代わりにThe House Behind the Riverと言う曲を入れておきます。(以下放送原稿を再度)

次にご紹介したいのは、98年に独Wergoから出た「フェアリー・テイル・トリオ/Jazz Across the Border」と言う盤です。90年代に一部で流行っていたフレッド・フリスに関する1990年の前衛的なドキュメンタリー映画「Step Across the Border」を明らかにもじっているタイトルから予想が付きますが、編成はカヴァル、ソプラノサックス、タパンと言うブルガリアのトラッドな編成ながら、ジャズ的な、しかもかなりフリーな演奏を繰り広げています。バルカン音楽本来のワイルドさと解け合い、少しの違和感もなく共存している興味深い演奏だと思います。

<1 Karandila 5分19秒>

<5 Samotek 7分46秒>

Теодосий Спасов и "Трио Приказка"/Theodosii Spassov & "Fairy Tale Trio"- The House Behind the River"

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