2+2+2+3の9拍子
昨日は某誌への南北コーカサス音楽の記事2万字の一応の締め切りのため、ブログをお休みしました。当ブログに14年の間に書いた文が元です。元原稿は19万字位あったようです。本が出たらまたお知らせ致します。
コチャニ・オルケスタルの演奏では4拍子だったチョチェクが、エスマ・レジェポヴァのチョチェクでは、確かに2+2+2+3の9拍子でした。分かりますでしょうか? 4拍子のようで、最後の4拍目がちょっと長いと感じられれば、難しくないと思います。小泉文夫さんは、バルカン音楽に多いこういう変拍子では、余った部分は踊りのステップでちょっと足を上げると説明されていました。1970年代のNHKラジオ「世界の民族音楽」で聞き覚えがあります。2本目のSoborsko Oroは、2+3の5拍子でしょうか?
Gypsy Dance (Cocek)
Macedonian Horo (Soborsko Oro)
| 固定リンク
「バルカン」カテゴリの記事
- エスマとファンファーレ・チョカリーア(2022.06.24)
- カロリーナ(2022.02.10)
- アルーマニアとサラカツァニ(2021.12.10)
- Aromanian Vlach Music アルバニアのアルーマニア人(2021.12.09)
- アルーマニアの歴史(2021.12.08)
コメント