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2021年5月20日 (木)

南イタリアのアルベレシュ、グリコ語とマグナ・グレキア

アルバニアは7割はイスラム教徒と言うことは、これまで書いていませんでしたが、それは音楽自体に余り関係ない様に思ったからでした。ホッジャの時代の「無神国家」を経たからでしょうか、現在は穏健で世俗的ムスリムがほとんどという事です。しかし、名前にははっきり分かる形で残っています。1本目のヴァイオリニストのDervishiや、クラリネット奏者のIbrahimは、明らかにイスラム系の名前です。昨日取り上げた「アカペラのヴォーカル・ポリフォニー」を意味するAjriを、ヴァイオリン、クラリネット、アコーディオンで演奏しています。アルベレシュのようなので、イタリア在住でしょう。予備知識なしで聞けば、美しいヨーロピアンなトリオ演奏です。2本目は、昨日「90年代にLyrichordの音源で初めて聞いた」と書いたItalian-Albanian singerのSilvana Licursiです。実に味のある歌です。
3本目は、アルベレシュの近くに住んでいるギリシア系のグリコ人のグリコ語のサンプル。ギリシア系の画家エル・グレコと言う表記なら分かり易いですが、「グリコ」と書かれると過剰反応するのは日本人だからでしょう(笑) タランテラ系の音楽が盛んで、古代のマグナ・グレキア以来、南イタリアに住んでいるギリシア系がこの音楽に果たしたウェイトは大きいのではと思ったりもしますが、その辺りの調査はまたイタリアに回ってきたらという事にします。4本目はマグナ・グレキアの音楽祭でしょうか? ほとんど100分オール、タランテラです。

Ajri i Pirukes

Trio "Bukuria"
Besa Dervishi, Violin
Ibrahim Gunbardhi, Clarinet
Thomas Krizsan, Accordion

VERY OLD ORIGINAL ALBANIAN SONG (Before the Turkish occupation of Albania)

Griko language

Magna Grecia - Greek songs from South Italy - Grecia Salentino

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