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2021年6月10日 (木)

モンテネグロの音楽~牧笛、タンブリッツァ、トルコ風、セヴダ風

典カプリースの「モンテネグロの音楽」から6日の放送でかけた内、残りの5曲ですが、イタリア風なクラパ歌謡は来週も取り上げますので、外して4曲まとめてアップします。昨日のグスラールの弾き語りと、1曲目の合唱、6曲目の牧笛は、どれも狭い音域をメリスマティックに動き、半音階が多く無調のように聞こえる点で共通しているように思います。どうしてもタジクの高山の音楽、ファラクを思い出してしまいます。考えてみればチベットの声明も調性があるようなないような感じです。高地の音楽は似てくるのでしょうか? 7曲目のタンブリッツァ、13曲目のセヴダ風も、またそれぞれクロアチアとボスニアで取り上げますので、今回は解説を省略します。10曲目のトルコ風が、一番意外性はありました。(以下放送原稿を再度)

6曲目の牧笛と思われる笛の音も、どこかタジクの高山の音楽、ファラクと通じるようなフリーキーな感じです。

<6 Savo Kontic / Pastirska Svirka 1分55秒>

7曲目にはクロアチアでも代表的な弦楽器タンブリッツァの楽団の明るい音色で男性の歌を伴奏していて、緊張感あふれる曲調が多い中、ちょっとほっとする感じです。

<7 Zvuci sa Ribnice Tamburitza Orchestra & Risto Pucomarkovic / Trkom trci Malica 4分20秒>

10曲目はA La Turcaのタイトル通り、トルコ風な音楽が聞こえてきます。オスマン帝国には抵抗しながらも、こういうオリエンタルな側面も現代まで伝わっているようです。

<10 Plav Instrumental Ensemble / A La Turca 2分31秒>

13曲目ではボスニアの伝統歌セヴダに少し似た感じの哀歌風な男性の独唱を聞けます。

<13 Sjukrija Serhatlic & Podgorica Ensemble / Cobanine, Lijepa Devojko 3分13秒>

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