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2021年9月23日 (木)

レジアのフィドルと3弦チェロ

今日はレジアのフィドル(citara)と3弦チェロ(bunkula)に焦点を当ててみます。ヴァイオリンとチェロを弾いているもので、どうしてもこの2つには目が行ってしまいます。フィドル(ヴァイオリン)奏者はフレーズごと、左右交互に足を踏み鳴らしていました。録音を聞いている限りでは、踊り手のステップの音かと思っていましたが、フィドル奏者の足音だったとは(笑) これはYouTubeを見なければ分からなかったことです。
ボウイングが曲がっていたり(弦に対して弓が直角にまっすぐ動いてない)、松脂が白くこびりついていたりと言うのは、クラシック奏法的には完全にアウトですが(笑)、東欧のフィドルでは普通に見られることです。何よりノリと味わい重視だろうと思います。3弦のチェロは2本ずつ重音で弾き、何と全く指板を押さえず、開放弦だけを弾いているようです。フィドル奏者の足踏みと合わせて、重音の組み合わせが変わっています。3弦のコントラバスやヴィオラはルーマニアのトランシルヴァニア音楽などで出て来ますが、チェロの3弦と言うのはレジアで初めて見ました。太い弓はコントラバスのものだと思います。北東イタリアのスラヴ圏、レジアの例を見ると、イタリアの一般のフォーク・フィドルはどうだろうかと気になってきます。

Coro Monte Canin Val Resia "Potyme dö pö Lypje"

Resia Valley - Italian fiddle

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