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2021年10月18日 (月)

Ausencia

ゼアミdeワールド281回目の放送、日曜夜10時にありました。20日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日はキー・ソング、Ausenciaのみにしておきます。歌唱はセザリア・エヴォラです。どこで流れたか、久々にこの映画(170分)を見直してみました。ヴァリエーションの方は分かりましたが、セザリア・エヴォラの方は不明でした。完全版の方に出てくるのでしょうか。

セルビアの音楽の3回目です。前回ボバン・マルコヴィチなどバルカン・ブラスの音源をかけると予告していましたが、まずは映画「アンダーグラウンド」のサントラから、前回かけてなかったスロボタン・サリイェヴィッチの華々しいウェディング・チョチェクからどうぞ。

<6 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~Wedding Cocec 3分32秒>

続いて2曲目に入っているカーボベルデの名歌手セザリア・エヴォラのAusenciaと言う歌ですが、黒人のモルナの歌手ですがファド歌手でもあるので、ポルトガル文化圏特有のサウダーヂ感溢れる、やるせない歌声を聞かせています。この歌はこのサントラの白眉の一つだと思います。

<2 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~Ausencia 3分48秒>
Ausencia - Goran Bregovic

9曲目のUnderground Tangoと言う曲は、先ほどのAusenciaのヴァリエーションのように思いますが、諦念と哀愁美の溢れる美しい曲です。サントゥールかツィンバロムと思われる打弦楽器が物悲しい旋律を奏でています。

<9 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~Underground Tango 5分11秒>

7曲目のWarと言う曲の後半にブルガリアン・ヴォイスのVesna Jovanovicが出てきます。戦時下の苦悩を表現したようなこの曲で歌われている旋律も、先ほどのAusenciaのヴァリエーションに聞こえます。

<7 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~War 6分37秒>

10曲目のThe Belly Button of the Worldで出てくるのはブルガリアの女性歌手Danjela Ratkova & Ljudmila Ratkovaの二重唱とありますが、デジタルビートをバックに先に聞こえて来るのはロシアかその他の正教の国の男声合唱のように聞こえます。タイトルは訳せば「世界のへそ」の意味ですが、色々な意味で謎の一曲です。

<10 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~The Belly Button of the World 5分40秒>

では最後に再度「アンダーグラウンド」のサントラ1曲目のカラシニコフを時間まで聞きながら今回はお別れです。何度も言いますが、ルーマニアの有名曲「ひばり」の旋律が途中で出てくるのが、最初聞いた時から不思議に思いました。すさまじいブラス・サウンドを聞かせるのは、スロボタン・サリイェヴィッチのオルケスタルです。次回はボバン・マルコヴィチの他の盤を特集する予定です。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<1 Underground (Motion Picture Soundtrack) ~Kalasnjikov 3分22秒>

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