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2021年10月20日 (水)

アウセンシア=absence(不在)

月曜に上げたセザリア・エヴォラのポルトガル語(もしくはクレオール)と思われる曲名のアウセンシア(Ausencia)とは、英語ならabsence(不在)の意味でした。1本目はこの映画「アンダーグラウンド」で一番辛いシーンでしょう、映画の終わり間近でアウセンシアの旋律がブルガリアン・ヴォイスのVesna Jovanovicによって歌われていて、これが放送でもかけたサントラのWarの部分でした。
内戦の時代に入り、武器商人になっている兄マルコを問い詰め弟イヴァンが撲殺。すぐにイヴァンは教会の鐘に首を吊って縊死。ある部隊の指揮官になっていたマルコの旧友クロが武器商人二人の射殺の指令を出した後に、パスポートからマルコと妻ナタリアと知り、射殺後に火をつけられ燃え上がり回転する車椅子の亡骸を前にクロが嘆き悲しむシーンでこのWarの部分が流れます。正に「神の不在?」と思ってしまうような、辛いシーンです。同じくアウセンシアのヴァリエーションと思われるUnderground Tangoも、幾つかの苦悩のシーンで出てきました。
映画を見直すとカラシニコフは単に看板曲というだけで、一番重要な曲はメセチナとアウセンシアだと思います。2本目は先日のメセチナでタパンを叩き歌っていた男性がアコーディオン弾き語りでアウセンシアをしっとり聞かせます。作曲者ゴラン・ブレゴヴィッチがギターで伴奏。

Underground, 1995 Kusturica

Goran Bregović - Ausencia - LIVE

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