90年代のタラフ カリウのカプリース24番
ニコラエ・ネアクシュ爺さんがまだ元気にヴァイオリンを弾いている1本目は、メンバーの面々から見ても、おそらく90年代末でしょう。2000年の初来日を思い出させるホットな名演だと思います。この曲はやったかどうか覚えていませんが、途中のカリウのヴァイオリンとファルカルのフルートの妙技も切れ味最高です。2本目は、何とカリウがパガニーニのカプリース24番を弾いていますが、素晴らしい音色です。第1変奏で終わっているので、続きも聞いてみたいものです。全部で11変奏あります。
来週はニコラエ・ネアクシュ特集、その次は体調不良のため来日は叶わず2002年に亡くなった最長老のイオン・マノレにスポットを当てる予定です。90年代の欧米では彼が出ているステージも多かったようですが、日本の聴衆は彼の姿を見ることなく終わってしまいました。
Taraf De Haidouks- Tot taraful
Learn to play Paganini in 20 minutes
| 固定リンク
「ルーマニア」カテゴリの記事
- 44のヴァイオリン二重奏曲のフィナーレ エルデーイの踊り(2023.05.12)
- Dunántúli UgrósokとPorondos Víz Martján(2023.05.11)
- ルーマニア民族舞曲の棒踊りと足踏み踊り(2023.05.10)
- トランシルヴァニアの失われたユダヤ音楽 再び(2023.05.01)
- ネッティのチャールダーシュ(2023.04.26)
コメント