90年代のタラフ カリウのカプリース24番
ニコラエ・ネアクシュ爺さんがまだ元気にヴァイオリンを弾いている1本目は、メンバーの面々から見ても、おそらく90年代末でしょう。2000年の初来日を思い出させるホットな名演だと思います。この曲はやったかどうか覚えていませんが、途中のカリウのヴァイオリンとファルカルのフルートの妙技も切れ味最高です。2本目は、何とカリウがパガニーニのカプリース24番を弾いていますが、素晴らしい音色です。第1変奏で終わっているので、続きも聞いてみたいものです。全部で11変奏あります。
来週はニコラエ・ネアクシュ特集、その次は体調不良のため来日は叶わず2002年に亡くなった最長老のイオン・マノレにスポットを当てる予定です。90年代の欧米では彼が出ているステージも多かったようですが、日本の聴衆は彼の姿を見ることなく終わってしまいました。
Taraf De Haidouks- Tot taraful
Learn to play Paganini in 20 minutes
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