Irina Muresanuのヴァイオリン・ソロ入りルーマニア狂詩曲第1番
ジョルジュ・エネスコのルーマニア狂詩曲第1番に、ヴァイオリン・ソロと弦楽合奏に編曲された3本組の映像がありました。「ひばり」が出てくる部分は2本目の後半ですが、即興の部分をかなり長く取っていて実に面白い演奏です。しかも全て暗譜! 演奏しているルーマニアの女流ヴァイオリニストIrina Muresanuは、バッハのシャコンヌやパガニーニのカプリース24番などのオーソドックスなクラシックに混じって、エネスコのルーマニアの曲(Airs in Romanian Folk Style)や、インド音楽、ペルシア音楽、タンゴなどを弾いている盤がありました。実にユニークなプログラムですが、一人でそれらを演奏している例は、他にほとんど知りません。今日のルーマニア狂詩曲第1番の映像が2008年で、もう結構前です。今まで知らなかったのが残念です。このように、ヴァイオリンは世界中の音楽で使われている楽器で、ギターやピアノよりも広いと思います。日本にも昔は演歌師の音楽がありました。
Irina Muresanu plays Enescu Romanian Rhapsody No. 1 arranged for violin and strings PART 1
Irina Muresanu plays Enescu Romanian Rhapsody No. 1 arranged for violin and strings PART 2
Irina Muresanu plays Enescu Romanian Rhapsody No. 1 arranged for violin and strings PART 3
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