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2022年5月24日 (火)

更にエネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番

火曜には通常ブログは書いておりませんが、先週のネタが多過ぎて4回で収まらなかったので、今日2本上げておきます。明日の放送原稿も、ほぼ出来ていますし。イラン系ユダヤ人のペルシア音楽のヴァイオリン演奏も、最近見つけて非常に驚いた映像ですが、それはまたの機会にして、エネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番ですが、Yehudi Menuhinと妹のHephzibah Menuhinの全曲演奏がありました。録音は1967年とあります。先日はライブ映像でしたが、1楽章だけでしたから。既存の音源かも知れませんが、何よりこの静止画の写真が貴重です。少年時代のメニューインと、彼を温かく見守る師匠のジョルジュ・エネスコ。最高の一枚です。
そして2本目は、何とエネスコがピアノ伴奏に回っての全曲演奏。ヴァイオリンはSerge Blancと言う人です。1952年ですから、亡くなる3年前の演奏です。2楽章初めの同音連打など弱音部分も割と大きく聞こえて、曲の秘密の一端が垣間見えるようです。コメントにInteresting to hear this after a recording of a doina by Maria Tanase.と言うのを見かけて、ニヤリとしました(笑) マリア・タナセは、何回か先で取り上げます。

George Enescu. Violin Sonata No. 3 - Yehudi Menuhin (violin), Hephzibah Menuhin (piano); rec.1967

RARE! Enescu plays Piano - Sonata Nr.3 for Violin & Piano, Serge Blanc (Violin), Live 1952

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