エネスコ自作自演のヴァイオリン・ソナタ第3番
エネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番ですが、20世紀ヴァイオリン・ソナタ屈指の名曲だけに、沢山動画も上がっていました。特に探していたエネスコ自身のヴァイオリンと、若くして亡くなった同郷の名手ディヌ・リパッティのピアノによる演奏も、第1楽章のみですがありました。エネスコは他のピアニストとの全曲もあり、その他にはイダ・ヘンデル、コパチンスカヤの別録音?、ユーディ・メニューインとヘプシバ・メニューイン兄妹の第1楽章などが、特に貴重だと思います。
今日はエネスコの自作自演を2本上げておきます。1本目のディヌ・リパッティとの演奏ですが、リパッティは1950年に亡くなっているので、もしかしたら戦前の録音でしょうか。やはりリパッティとの演奏はベストだと思いました。2本目の全曲の方のピアノはCeliny Chailley-Richezで、1949年の録音です。最後に今更ですが、エネスコの名前はルーマニア語ではエネスクと表記する方が近いです。
George Enescu and Dinu Lipatti - Enescu Violin Sonata no.3 - I
Enescu Violin Sonata No.3 in A minor"dans le caractère populaire roumain",Op.25(Enescu 1949)
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