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2022年7月 1日 (金)

ベッサラビアのアイデンティティ

アナトール・シュテファネットの動画は色々ありましたが、1987年のラウタリの楽団での演奏と、最近の即興演奏、彼の曲を演奏していると思しき若い演奏家の合奏演奏などを上げておきます。まだチャウシェスク政権時代の1987年の1本目では、3分30秒頃から若い頃のシュテファネットの変形ヴィオラの独奏が出てきます。5弦の変形大型ヴィオラのアルペジーナかと思いましたが、よく見ると4弦でした。各楽器にソロが移って行く、典型的な昔ながらのラウタリの演奏風景です。もしかしたら今では珍しいのかも知れません。
去年アップされている2本目は帯踊りブルウのようですが、全編即興の塊と言う印象です。こういう方向性は最近の流行りなのでしょうか。3本目はユニット名がGodalkanje Transylvaniaで、曲名がIncalcitaと言うことでしょうか。Anatol Stefanetと明記されています。4本目はアナトール・シュテファネットは関係がないようですが、前に取り上げたカルシュルを後半で演奏しています。この2本には同じメンバーが何人かいるようです。3,4本目を見て、ラウタルではないと思われる民間の若手奏者が、ラウタルの芸を継承しようと奮闘しているように見えました。いずれも一ヴァイオリン弾きとして、大変面白く見ました。そして5本目は「ベッサラビアのアイデンティティ」と題されたTVRの秀逸なドキュメンタリー。これを今日のお題としました。シュテファネットの演奏風景も豊富にあります。

LAUTARII 1987 - Nicolae Botgros, Ion Nenita, Anatol Stefanet, Valeriu Hanganu, Ion Buldumea

Trigon - Brâu (Moldova)

Godalkanje Transylvania - Incalcita (Anatol Stefanet)

Calusul Oltenesc

Identitate Basarabia - Anatol Stefanet

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