青森のねぶたと弘前のねぷた2022
東北三大祭りの一つ、青森のねぶたと弘前のねぷたもそれぞれ今年の映像が上がっていました。しかも4Kで38分~45分もあります。青森は大雨で心配でしたが、ねぶたの期間中は降ってなかったようです。今回初めて大燈籠を意外と少ない人数で動かしていること、囃子の方は巨大な鼓のような太鼓の両側を3人ずつで叩いて、その間に笛が3人?いることが分かりました。ねぷたの映像にもびっくり。音は勇壮なねぶたと比べてしとやかな気がします。この笛と太鼓の音は、何とも言えず郷愁を誘う音色です。松戸時代にヤマトの担当ドライバーだった人がねぶたマニアで、放送でかけた実況録音盤を買っていただいたことがありました。本場でラッセラッセラッセラーと叫びながら踊ったことがあるそうなので、大喜びしていました。
青森と言えば、大ファンだった奈良光江さんの出身地が弘前で、98年の21周忌に参列するため一回だけ行ったことがあります。53歳の若さで亡くなったので、お会いした同級生の方々はまだ75歳でお元気でした。命日は5/14なので桜は終わってるし、ねぶたはまだ先と言う時期ではありましたが、津軽の空気感は感じられた気がします。一緒に山田千里さんの経営していた津軽民謡の店「山唄」で本場の津軽三味線も堪能してきました。しかし伊予に帰ってしまうと、津軽は遠くなってしまいました。(以下放送原稿を再度)
起源としてよく知られていたのは「のちに征夷大将軍となる坂上田村麻呂が陸奥国の蝦夷征討(あるいは征伐)の戦場において敵を油断させておびき寄せるために大燈籠・笛・太鼓ではやし立てたことを由来とする」とあります。ねぶたとねぷたで、燈籠だけでなく音色や雰囲気が少し違うことも音から分かるかと思います。
【青森ねぶた祭】2022 青森市【全編】4K60P
【弘前ねぷたまつり】2022 青森県弘前市【駅前運行】4K60P
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