オペレッタとミュージカル
カールマンのオペレッタ「チャールダーシュの女王」を聞いて、ハンガリー音楽のエキゾチックさと共に、どこかミュージカルに似ていると思った方もいらっしゃるかと思います。私も久々に聞いて改めてそう思いました。ミュージカルが誕生したのはアメリカですが、そのルーツはヨーロッパのオペラやバレエで、更に直接的には喜歌劇のオペレッタです。フレンチカンカンの「天国と地獄」で有名なオッフェンバックに影響を受けたヨハン・シュトラウス2世がウィーンでオペレッタを磨き上げ、ジャズのスタンダードにもなった「朝日のごとくさわやかに」「恋人よ我に帰れ」や、ウィンナ・オペレッタの名残が濃い「学生王子」で有名なオーストリア=ハンガリー出身のユダヤ系作曲者ジグムント・ロンバーグらが、アメリカにオペレッタを持ち込んでニューオーリンズで行われていたショーとなり、ミュージカルが誕生したと言われています。カールマンと同時代人のロンバーグと並ぶ重要な作曲家に「サウンド・オブ・ミュージック」(ドレミの歌、エーデルワイス、私のお気に入り 等)で有名な、やはりドイツ系ユダヤ人のオスカー・ハマースタイン2世がいますが、三人ともユダヤ系と言うところが鍵のように思います。
今日の「チャールダーシュの女王」は最近の舞台のようです。2本目の舞台は、まるでキャバレー・ソングかレビューです。なおイムレ・カールマンと言うのは(他にも知っている人がいますが)、エメリッヒ・カールマンのハンガリー名です。
Kálmán Imre - Csárdáskirálynő - Szilvia belépője.FLV
Csárdáskirálynő: Jaj cica (Kollár Péter Erik)
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