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2022年9月 1日 (木)

1988年のダンスハウス(タンツハーズ)

70年代に始まった伝統芸能復興運動のダンスハウスは、ハンガリー語ではTanchaz(タンツハーズ)と言います。今週の番組の3曲目にかけたヘゲドゥーシュは、今ではこのムーヴメント以降のビッグネームのグループの一つだと思いますが、1988年当時はまだ若手だったでしょうか。この1988年のハンガリアン・ダンス・ハウス・フェスティヴァル第7回は、フンガロトン(国内盤はアルファエンタープライズ)から出ていましたが、2000年代に入ってから毎年出ている(出ていた?)Tanchaz - Nepzeneのシリーズは、HAGYOMANYOK HAZA(ハジョマニョク・ハザ)と言うレーベルから出ています。レーベルが変わった経緯は不明ですが、おそらく同じシリーズなのではと思います。
一貫しているのは、ハンガリー音楽のルーツを辿ってトランシルヴァニア(エルデーイ)色が強くなっている点だと思います。今回かけたヘゲドゥーシュのヴェルブンクも、エルデーイ色濃厚です。90年代頃からでしょうか、都会ブダペストのジプシー楽団のようなスタイルは本国ハンガリーでは衰退の一途を辿っているようで、チャールダーシュと聞いて、モンティの曲の固有名詞と思われ勝ちな遠因の一つは、ここにもあるように思います。

<Hegedős  Maros Menti Verbunk 3分15秒>

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