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2022年9月14日 (水)

ツィゴイネルワイゼンの中間部とElemér SzentirmayのCsak egy szép lány van a világon

ツィゴイネルワイゼンの中間部は、一聴で記憶に残る憂いに満ちた名旋律だと思いますが、この曲は19世紀ハンガリーの作曲家エレメール・センティルマイ(1836-1908)によって書かれているので、サラサーテのツィゴイネルワイゼンはその引用(盗用?)と言うことになります。この中間部分ならヴァイオリンでも無理なく弾けるので、80年代以来たまに弾いてきましたが、ソルディーノを付けたA線ハイポジの柔らかい音色が最高です。
70年代頃にどこかで日本語の訳詞を見た記憶がありまして、詳細には覚えていませんが、それが「ジプシーの月」の歌詞だったのかも知れません。1本目は往年の大衆歌謡の歌手Kalmár Pál(1900-1988)によるハンガリー語歌唱で、この人が「暗い日曜日」を最初に歌ったそうです。(以下放送原稿を再度)

Kalmár Pál: Csak egy kislány van a világon

ツィゴイネルワイゼンは、3部からなっていて、いくつかのハンガリー民謡・大衆音楽の旋律を組み合わせて作曲されています。弱音器を付けて演奏される中間部のもの哀しく美しいメロディは、「ジプシーの月」というタイトルでポピュラー・ソングとしてもヒットしていますが、19世紀ハンガリーの作曲家Elemér Szentirmayの曲の引用(あるいは盗用?)と言う説もあるようです。曲名はCsak egy szép lány van a világonと言う曲で、翻訳にかけると「世界にたった一人の美少女」と出て来ました。この曲をパンフルートとヴァイオリン他の編成で演奏しているVDE-Galloの音源がありますので、次におかけします。

<Patrick Kersalé, Bernard Darmon & Claude Aylestock / Folk Songs of Central Europe for Pan Flute ~Csak egy szép lány van a világon 1分53秒>

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