ナターシャ・グジー / 広きドニエプルに吹き荒ぶ嵐
今週の番組でかけた音源は、チャイコフスキーとグラズノフが残っていますし、最近のブラームスのピアノ四重奏曲1番の動画でも上げたいものがありますが、それは明日か来週の火曜に回して、昨日しこちゅ~ホールで聞いてきたナターシャ・グジーさんのコンサートが大変に素晴らしかったので、今日は動画を一本上げておきます。
このウクライナ民謡「"Реве та стогне Дніпр широкий" Наталія Гудзій 広きドニエプルに吹き荒ぶ嵐」については、前に他の演奏を幾つか番組でかけましたし、ブログにも何度も上げています。ナターシャさんもこの曲を歌っていて、彼女の歌唱でCDにないかずっと探していましたが、昨日会場で聞いたら、やはりこのYouTubeだけのようでした。
実は11/13の文化祭で私たちの今治市民弦楽合奏団でこの曲を弾くことになっておりまして、この半年ほど練習して来ました。楽譜はうたごえ喫茶時代のものを入手しまして、4部合唱をヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロに分けて弾きます。この関鑑子さん訳詞の楽譜では、曲名は「ドニエプルの嵐」になっています。月曜の練習ではチェロ、木曜の練習ではファースト・ヴァイオリンを弾いてきましたが、文化祭はチェロで出ます。民謡なので作者不詳と思っていたら、このビデオの解説に、曲:D.クリザニフスキーと出ていました。
"Реве та стогне Дніпр широкий" Наталія Гудзій 広きドニエプルに吹き荒ぶ嵐 ナターシャ・グジー
”広きドニエプルに吹き荒ぶ嵐”
詩:T.シェフチェンコ 曲:D.クリザニフスキー 訳詞:大胡敏夫
バンドゥーラアレンジ:ナターシャ・グジー
この詩はタラス・シェフチェンコの詩集「コブザーリ」に収められている。
19世紀末ごろから歌い続けられているのであろうこの歌は、今なおウクライナの人々に愛されていて、第2の国歌とも言うべき存在である。
(大胡敏夫 編 「ウクライナ歌集」より)
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