ハンガリー農村ジプシー音楽の昔と今
ハンガリーの農村ジプシー音楽系のグループと言えば、来週の番組でかけるアンド・ドゥロムより前から活動している1978年に結成された重要なグループ、カイ・ヤグ(Kalyi Jag)を忘れるところでした。ダンスハウスにルーツがある彼らのフンガロトン盤が話題になったのは、90年前後だったように思います。いずれも手元に残ってなかったので動画を見てました。最近らしい音源では幅広くオリエンタルな要素を取り入れていましたが、やはり92年のO SUNO辺りを聞くと活動の原点を感じて安心します。今日の1本目はその全曲、2本目はライブ映像です。アンド・ドゥロムは2008年辺りから活動歴が不明で、カイ・ヤグも2010年からは不明でした。
Nagyecsedi Gyöngyszemek Hagyományőrző Együttesと題する3本目は、2019年の映像のようです。これは最近の農村ジプシー音楽系界隈のサンプルとして面白く見れます。伝統保存の目的で組まれたアンサンブルの舞台のようです。ッダバ、ッディビの裏打ち口ベースも健在で(笑)、この本格的なステージを見て嬉しく思いました。
KALYI JAG EGYÜTTES - O SUNO - AZ ÁLOM
Kalyi Jag - Fáni
Nagyecsedi Gyöngyszemek Hagyományőrző Együttes
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