Gypsy Csárdásの謎
来週の放送分の話題になりますが、農村ジプシーの音楽では、速い踊り歌のケリマスキ・ディリと、ゆったりとした無拍の哀歌または叙情歌のメセラキ・ディリが2つの代表的なスタイルです。メセラキ・ディリは、「聞くための歌」と言う意味のHallgato(ハルガトー)またはLokigili、ケリマスキ・ディリはCsardas(チャールダーシュ)とも呼ぶようです。ケリマスキ・ディリをチャールダーシュと呼んでいるのには、正直なところ非常に驚きました。今の所東部の音源のみで確認していますので明確ではありませんが、ハンガリー東部で特徴的な呼び方なのかも知れません。チャールダーシュと言えば、周辺民族の色々な音楽が混合した、都会のジプシーが演奏する洗練された音楽と言うイメージからは、かなりかけ離れています。今日の1本目は都会のジプシー音楽との折衷的な感じですが(踊りと音楽は農村ジプシー系で、伴奏は都会のジプシー楽士でしょう)、2本目は泥臭い農村ジプシーの音楽そのものです。打楽器として牛乳缶がよく使われます。
Cigánycsárdás (Gypsy Csárdás)
Öcsödi cigánytánc
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