トランスダヌービアのチャールダーシュ
イシュトヴァーン・ネーメトですが、このフンガロトンの2枚組「Listen, My Hungarians: A Survey of Hungarian Folk Music~Hallgassatok Meg, Magyarim」の編集者の一人でした。CDはおそらくもう入手不可だと思いますので、編集者自らYouTubeに上げたということのようです。今日はこの盤から2曲、番組で取り上げたチャールダーシュです。最初が1952年のラースロー・ライタの録音、次のフリシュカの速い部分のみの方は1981年の録音です。都会のジプシー音楽ではない、昔の地方のチャールダーシュの演奏スタイルを聞ける貴重なサンプルだと思います。トランスダヌービアはブダペストとウィーンの間になりますが、録音年が割と最近でも、やはり田舎の鄙びたチャールダーシュと言う印象です。
<18 Tendl Pal & his group / Czardash 57秒>
<19 Csonka Gyula & group / Fast Czardash 37秒>
| 固定リンク
「ハンガリー」カテゴリの記事
- キテラとツィター モルドヴァのセファルディ風(2023.01.27)
- 童謡「ティサ川をはしけで渡ります」(2023.01.26)
- Ecseri Lakodalmasのチャールダーシュ(2023.01.25)
- Áttalmёnnék Én A Tiszán Ladikon(2023.01.23)
- エルデーイ版ダンスハウスとジプシー・ドキュメンタリー(2023.01.20)
コメント