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2023年1月11日 (水)

ヴェルブンコシュ風のサトゥマール民謡

Fonoの「ハンガリーの民族音楽(10CD)」の5枚目の26曲目については、同じ音源がYouTubeにありました。ラースロー・ライタが1937年にハンガリー北東部サトゥマール地方で録音した音源でしたが、これも「エチェル村の結婚式」に出てきた旋律です。LPではA面ラスト5曲目の「糸つむぎ部屋の夜 Gulyás編- Este A Fonóban」の2曲目「ヴェルブンコシュ風な重厚な男声合唱」(谷本一之氏の1977年ビクターLPの解説より)と言う曲です。女性独唱による相当古い録音ですが、余り古さを感じません。「糸つむぎ部屋の夜 Gulyás編- Este A Fonóban」では男声合唱で、5曲からなる組曲の2曲目です。最後の5曲目には、月曜のブログで取り上げたカーロー民族舞曲のラストの曲Nem Vagyok Én Senkinek Sem Adósa, Adósaが使われています。編曲したグヤーシュは、コダーイの弟子筋でしょうか?(代表的なハンガリー料理と同じ名前です)
1本目がラースロー・ライタの音源、2本目は1988年の「糸つむぎ部屋の夜 Gulyás編- Este A Fonóban」の舞台映像です。2分過ぎからTemplomot Is Építettem Túróbuhuhuhu, Túróbuが出てきます。

<26 Baracsi Menyhértné Kiss Julianna (40) / Templomot Is Építettem Túróbuhuhuhu, Túróbu - Tunyog (Szatmár) 1分11秒>
Templomot is építettem

MÁNE ECSERI LAKODALMAS 1988 07 Este a fonóban.avi

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