In Memoriam Bohumil Hrabal
ユダヤ風にも聞こえる異色の旋律、として番組の終わりの方でかけた「フォノー・ゼネカル / Mixtvra Cvltivalis」のアルバムラスト14曲目、ヨーカの結婚行進曲(Wedding march from Joka)ですが、In Memoriam Bohumil Hrabalのタイトル通り、チェコの小説家ボフミル・フラバル(1914-1997)へのオマージュ曲でした。CDのこの曲の解説には、オーストリア、ドイツ、チェコ、スロヴァキアの民族音楽の影響を受けた中央ヨーロッパ(中欧)の器楽の伝統に属するとあって、特にユダヤとは出て来ません。(私はクレズマーの曲のように聞こえて仕方ないのですが) ここでは珍しく弦楽器で模倣して演奏されていますが、元はブラスバンドのスタイルとのこと。ボフミル・フラバルの原作に基づく映画にこの旋律が登場するようですが、今日のシュールな映像はもしかしたらその一部かも知れません。この南西スロヴァキアの曲は、映画ではブラスバンドで出てくるようですが、ここで流れているのは番組でかけたのと同じ「フォノー・ゼネカル / Mixtvra Cvltivalis」の14曲目です。
<14 In Memoriam Bohumil Hrabal 2分18秒>
A Fonó zenekar:.In memoriam Bohumil Hrabal.
| 固定リンク
「ハンガリー」カテゴリの記事
- Szászcsávás Band(2023.03.27)
- ベラ・ハルモシュ ハルモーシュ・ベラ(2023.03.24)
- テーカのMagyarpalatkai Táncrend(2023.03.23)
- イシュテネム(我が神よ)で始まる女性独唱3曲(2023.03.22)
- モルドヴァのチャンゴーの哀歌(2023.03.20)
コメント