テーカのMagyarpalatkai Táncrend
テーカとメータは、名前が似ていてしばしば混同しそうになりますが、テーカは70年代のダンスハウス運動(ハンガリーのトラッド音楽のリヴァイヴァル運動)の頃から活動している1976年結成(ムジカーシュより少し後)のグループで、ハンガリー農村のトラッド音楽を追究し続けています。(今年で結成47周年ですが、変わらずやっているのでしょうか) メータの結成はもう少し後で1983年のようです。例の縦に構える伴奏ヴァイオリン(あるいはヴィオラ)は、クラシック奏法を学んだ者にとっては、度肝を抜かれる演奏風景ですが、それを初めて見たのがテーカのTeka Foundationから出ていたOskeletのジャケットだったと思います。(以下放送原稿を再度)
仏Adda系列のfonti musicaliから1989年に出たErdelye Nepzeneに入っているヘゲドゥーシュの演奏は、前にヘルツク・アーグネシュの時にかけましたので、テーカの長尺の演奏を入れておきます。テーカとメータはどちらもダンスハウス初期から活動している老舗グループです。この曲を聴きながら今回はお別れです。
<Magyarpalatkai táncrend 10分1秒>
Téka Ensemble: Magyarpalatkai Táncrend- Sűrű Magyar, Lassú, Szökős, and Friss
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