ハンガリーの追分風コブシ
サローキ・アーギがオーソドックスな民謡を取り上げた2017年のFújnak a fellegekですが、日本の追分のように細かい節回しの本格的な民謡歌唱を聞いて、大変にびっくりしたのが1曲目のMagyarszovátiです。14分を越えるこの曲を、ほぼ全て番組でかけられました。歌は全て終わって、後奏を1分ほど残した辺りまで入りました。セーク民謡も全て入ったので、結婚式出席のため解説は簡略にはしましたが、曲がほぼ入って満足です。最も気になるのは、何故あのサローキ・アーギが、ここまでオーソドックスなスタイルで民謡を歌ったのかと言う一点に尽きます。
今週は後2回ブログ枠があります。Magyarszovátiと言う曲名については前に聞き覚えがありますし、セークの方も「エチェル村の結婚式」のコダーイの曲と重複はありませんが、セーク民謡の特徴はどちらにも表れているのだろうと思います。その辺りを探ってみようかと思います。
<Magyarszováti 14分12秒>
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