ハイベ・バラガン&新倉瞳
ハイベ・バラガンは2017年に来日、ジャパンツアーしていたのですね。地方にいると東京のライブ情報に疎くなりますし、ユダヤ音楽から久しく離れてもいたので、動画を調べるまで全く知りませんでした。シカラムータのお二人とセッションしている映像もありました。最近は95年頃のクレズマーの聴衆とは、かなり入れ替わっているでしょうか。
幾つか見た限りでは、ヴァイオリニストのメッツェナーさんは、コルンゴルドの難解なヴァイオリン協奏曲を弾く程の腕前なのに、クレズマーのライブでは、ヴァイオリンはむしろリズムセクション的な方に回って、歌って踊っている方が多い様にも見えました。このはっちゃけ具合は、どういうことでしょうか(笑) 最近作の幾つかの曲では、旋律は奥さんの新倉瞳さんのチェロに譲ってる感もあります。公式サイトに上がっているユーモラスな動画には、腹を抱えて笑ってしまいました(笑)が、やっぱりヴァイオリンのソロも見てみたいものですので、また探してみます。ユーモラスな動画は、また後日。
一本目は、2018年に出たセカンドアルバムのSumer in Odesから、Mayn Seideです。新倉さんのチェロが朗々と聞かせる旋律は、どこかハンガリーの時に聞いた作者不詳のチャールダーシュに似ています。2本目は日本ツアーのまとめ映像で、ここで流れている曲もMayn Seideです。
"Mein Seide" (My Grandfather)
Cheibe Balagan Japan Tour
| 固定リンク
「チェロ」カテゴリの記事
- ハイフェッツとピアティゴルスキーのパッサカリアも(2024.10.17)
- ユリア・フィッシャーとダニエル・ミュラー・ショットのパッサカリア(2024.10.09)
- ヘンデル / ハルヴォルセンのパッサカリア(2024.10.07)
- 無伴奏チェロ組曲2番のプレリュード(2024.10.04)
- Tanya Anisimovaのスーフィー・ソウル(2024.10.03)
「ヴァイオリン」カテゴリの記事
- バルトークの44のヴァイオリン二重奏曲のスロヴァキア民謡(2024.11.28)
- モーツァルト(カデンツァはジプシー音楽他) タラフっぽいLFAT(2024.10.25)
- モンティのチャールダーシュ Transylvanian Mountain Boys(2024.10.24)
- 若い頃のジル・アパップ(2024.10.23)
- ジル・アパップのスケルツォ・タランテラ(2024.10.21)
「クレズマー」カテゴリの記事
- ミッキー・カッツのフレンチ・カンカン(2024.08.05)
- ブルーノ・ジラールとドニ・キュニオ(2024.08.02)
- セオドア・ビケル or セオドア・バイケル(2024.07.01)
- シュニーレレ・ペレレ(真珠の弦)とカントール入り(2024.06.13)
- Nigun Karlinの部分(2024.06.12)
コメント