オーネット・コールマンの影響とヘブライ旋律のブレンド
ジャズ側中心のジョン・ゾーン・マサダの音楽についての論評は、マサダ遺跡と死海文書のジャケットの10枚シリーズの98年の完結の際のCDサイズの特典解説など、色々あったように思います。それと当時出揃って来ていたクレズマー音楽についての情報に関連する評もありました。ジャズの面からはマサダのスタイルのルーツと言われるオーネット・コールマンについて、アルトサックスとベース、ドラムのトリオ演奏のLP、At the 'Golden Circle' Stockholmの2枚を81年頃よく聞いたことも番組で触れましたが、多くの方が書かれているように、オーネット・コールマンならポピュラーな「ロンリーウーマン」の入っている「ジャズ来るべきもの」の影響が強いのではと言う意見については、私も同感です。この盤も81年頃よく聞きましたが、やはりストックホルムでのライブのトリオ編成の方が鮮烈に印象に残っています。私はマサダのフリーなスタイルには、こちらの影響も相当強いのではと思いますが。
ジャズ側からの評は既に色々ありますので、私としてはヘブライ語のタイトルの深意とヘブライ的な旋律に拘りたいと思います。確かヘブライ・ジャズと言う形容も見かけたように思いますが、誰が書いていたのか30年近く経つと記憶があやふやになってしまっていまして(笑) 今日の2曲は、月曜のヤイールの後に続けて番組でかけたヘブライ的な旋律のBith AnethとTzofehです。クレズマーの中にも表れるアハヴォ・ラボ旋法が、中東起源なのかどうかが一番の肝です。1曲目ヤイールはマサダの反乱を指揮したエリエゼル・ベン・ヤイール、2曲目ベイト・アネトは「苦悩の家」、3曲目ツォフェーで「預言者」としていました。どちらも95年頃の東京でのライブで聞いたと思います。
<2 Bith Aneth 6分25秒>
<3 Tzofeh 5分16秒>
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