Schnirele, perele(真珠の弦)
Schnirele, pereleの別映像がありました。帽子を被って歌っているのはフランソワ・リリエンフェルトのようですが、よく見えません。場所はキリスト教会のようです。アシュケナジームの、特にハシディックの旋律には、理屈抜きで好きで好きで堪らないものが幾つかありますが、Schnirele, pereleもその一つ。他はアドン・オラムとかヤー・リボンとか、個人的にはやはり世界中でも最も好きなメロディのタイプです。(アドン・オラムとヤー・リボンが正確にハシディック起源かどうかは精査が必要ですが)
Schnirele, pereleがハシディックの曲と言うのは、実は今日の映像の解説で知りました。更にはフランソワ・リリエンフェルトが1946年生まれという事も、初めて知りました。リリーフ盤の時は43歳だったという計算になりますが、確かにそのくらいに見えます。彼がクレズマティクスのロリン・スクランベルク(あるいはスクランバーグ)の歌唱を聞いていたか、歌うのに当たって意識していたか、気になります。その位の名唱だったと思います。1本目の解説には、trad. hassidic / François Lilienfeld (*1946). Yes, amen and amen, it is true: Messiah will be coming this very year. とありまして、歌詞の内容も分かります。2本目はクレズマティクスの2005年のライブ映像です。
Schnirele, perele
The Klezmatics with Joshua Nelson - Shnirele, Perele
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