Ele Chomdo Libi
今週の番組で取り上げた音源は、他にはミルトスの「ユダヤ音楽の旅」の付属CDのハシディームのニグンの現地録音と、ギオラ・ファイドマンのエレー・ハムダー・リビー等、デュオ・ペイレ・キュニオがありますが、水野先生の著書の付録CD音源は、もちろんそのものがYouTubeにあるはずないので、今日はエレー・ハムダー・リビーを上げておきます。デュオ・ペイレ・キュニオは、東欧音楽のグループ、ブラッチがらみと言うことで今後も何度か登場すると思いますが、明日に取っておきます。
「キング・オブ・クレズマー」と称賛される名クラリネット奏者ギオラ・ファイドマンの独プレーネ盤「The Magic of the Klezmer」の、1曲目のSongs of Rejoicingに、そのラビ・シュロモ・カルリバッハが書いたハシディックなEle Chomdo Libiが入っています。Yismech Hashamayim,Yossel Yosselと続くメドレーですが、何と言っても悠揚迫らぬテンポで歌い出されるEle Chomdo Libiのインパクトが大きいです。73年のファーストアルバムを聞いたすぐ後、同じく91年頃にこの盤を聞いたので、非常に鮮烈に記憶に残っています。ラビ・シュロモ・カルリバッハのハシディック・ソングは、当時通った銀座教文館のヘブライ語教室で度々歌ったので、何曲も覚えて親しみました。今でも歌えると思います。先生からカルリバッハのエピソードも色々お聞きしました。アルファベット検索では、残念ながらカルリバッハのこの曲の歌唱は見当たりませんでした。代わりにクレズマー・ヴァイオリンと弦楽四重奏の演奏を上げておきます。
<1 Songs of Rejoicing 3分56秒>
Ele Chomdo Libi - Yismechu Hashamayim (May the Heavens Rejoice) - Yossel Yossel
Ele Chomdo Libi
Eileh Chamda Libi
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