Big TrainとDoina Extravaganza
ブレイヴ・オールド・ワールドのセカンドアルバムBeyond tha Paleから、今週の番組で他にかけたのは、4曲目のBig Trainと13曲目のDoina Extravaganzaと言う曲です。Big Trainは正に列車が走るように、アラン・ベルンのアコーディオンが、ソロで奏でています。それもそのはず、伝統的なメロディーをアレンジしたこの曲は、ロシア皇帝の軍に 25 年間徴兵された若いロシア系ユダヤ人の物語を伝えていて、祖父オスカー・ベルン(ベッサラビア出身)がモデルのようです。婚約者に涙の別れを告げ、列車に乗って未知の人生へと旅立っていった 亡き祖父を偲んだ曲で、彼の不気味な電車の模倣がアラン・ベルンの最も古い記憶に残っていたそうです。
<4 Big Train 6分36秒>
この盤の最大の聞かせどころが12分近い13曲目のDoina Extravaganzaで、アラン・ベルンのアコーディオンに乗って東欧系ユダヤから始まり、遂にはアイルランドまで到達するようなプレイになっています。正にBeyond tha Paleの通りの曲です。内容がコンセプチュアルなだけに、ライブで全く同じに再現するのは難しいのではと推測しましたが、昨日バサラビエを上げたピノレックの音源に別録音がありましたので、3本目に上げておきます。月曜の繰り返しになりますが、the Paleと言うのはここでは「淡い」と言う意味ではなく、ユダヤ人が多く住んでいたロシア帝国西部の「居住区域」のことです。
<13 Doina Extravaganza 11分47秒>
Doina Extravaganza
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