Old World BeatとLive!から
KCBの残り5枚ですが、一日一枚では今週中にアップ出来ないので、今日明日は2枚ずつにします。さすがに一枚ずつで一回の番組は出来ないので、一枚につき一曲だけ選びましたが、他にもフルートでのドイナなど、久々に聞いて惹かれるトラックが沢山ありました。30年の間に音楽を聞く耳も変わるようです。単に往年のクレズマーの忠実な再現にとどまらず、編成が多様でフレッシュさがあるのがクレズマー・コンサーヴァトリー・バンド(KCB)の素晴らしい所。(以下放送原稿を再度)
1991年リリース、6枚目のOld World Beatからは、A Yor Nokh Mayn Khaseneと言う曲をおかけします。久しぶりに聞き直して、ひっかかりのある曲を選びましたが、この曲は誰か他の演奏で聞き覚えがありまして、それが思い出せないのですが、大変懐かしく聞こえた一曲でした。
<7 A Yor Nokh Mayn Khasene 4分58秒>
1993年リリース、7枚目のLive!からは、Firn Di Mekhutonim Aheym (Live)を選びました。色々な人の演奏で聞く名旋律で、クレズマーらしいもの悲しい美しさ満点の曲です。往年の名クラリネット奏者、ナフテュール・ブランドヴァインの演奏の採譜がKlezmer Fiddlerと言うBoosey &Hawkesからの楽譜に載っていて、Leading the In-laws Homeと言うタイトルも付いています。ブランドヴァイン作曲なのかも知れませんが、確認は取れていません。
<10 Firn Di Mekhutonim Aheym (Live) 4分25秒>
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