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2023年11月13日 (月)

最近のクレズマー・コンサーヴァトリー・バンド

ゼアミdeワールド385回目の放送、日曜夜10時にありました。15日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。オリジナル音源の個別の曲は割と見つかり難そうなので、とりあえず今日は最近のライブ映像を上げておきます。最初と最後だけは、90年前後のステージ映像だと思います。クレズマー・コンサーヴァトリー・バンドは、2003年以降はCDのリリースがないので、日本ではほとんど知られてないと思いますが、次々新しいメンバーが入って色々な趣向を凝らした素晴らしいステージが展開されています。特に2人の女性ヴァイオリニスト(一人は歌とマンドリンも)が素晴らしい! イツァーク・パールマンも前半で登場します。2021年は結成40周年だったと思います。冒頭に出て来るリーダーのハンクス・ネツキーも、すっかりお爺ちゃんです。

東欧系ユダヤ音楽の25回目になります。前回言いました通りSeth Rogovoyの書いたEssential Klezmerによると、アンディ・スタットマン、カペリエ、クレズマー・コンセルヴァトリー・バンド、ブレイヴ・オールド・ワールド、クレズマティクスの順になっていて、これはクレズマー活動歴の早い順という事かと思います。今回はクレズマー・コンサーヴァトリー・バンドです。仏語に近寄せてコンセルヴァトリーか、英語風にコンサーヴァトリーか、表記は一定しません。さらにコンサルバトリーと言う表記も見かけます(これは英語の発音的に変だと思いますが)。
クレズマー・コンサーヴァトリー・バンド(略してKCB)は、ボストンを拠点とするグループで、1980年にニューイングランド音楽院のハンクス・ネツキーによって結成されました。元々1回のコンサートのために結成されましたが、現在までに11枚のアルバムをリリースしています。ハンクス・ネツキーは伝統的なクレズマー音楽家の孫であり甥です。 彼はニューイングランド音楽院のサード・ストリーム部門からミュージシャンの多くを採用しましたが、その大半はジャズやフォークのバックグラウンドを持っていたとのことです。

2021-2022 Concert Reel W/ The Klezmer Conservatory Band

早速1981年リリースのYiddishe Renaissanceから、往年のエイブ・シュヴァルツの演奏で有名なLebedik Un Freylekn、Yiddish Blues、ジュディ・ブレスラーの歌唱でイディッシュの名歌Rozhinkes Mit Mandlenと続けます。
Yiddishe Renaissanceの頃は、クラリネットのドン・バイロンや、後にクレズマティクスに参加するトランペットのフランク・ロンドンのようなビッグネームがメンバーに見えます。

<1 Lebedik Un Freylekn 2分24秒>
<6 Yiddish Blues 3分11秒>
<8 Rozhinkes Mit Mandlen 3分11秒>

1984年リリースのKlez!からは1曲目のIn Adesと7曲目のOy Abramをおかけします。Oy Abramは、はっきり思い出せませんが、イスラエルの歌の何かにそっくりな曲です。

<1 In Ades 3分9秒>
<7 Oy Abram 2分50秒>

1987年リリースのA Touch of Klez!からはウェディング・ダンスの曲、Di Zilberne Khaseneをおかけします。この曲はエイブ・シュヴァルツ楽団が1917年に初めて録音しました。

<1 Di Zilberne Khasene 2分14秒>

1987年リリースのOy Chanukah!からは、大分前にドナ・ドナをかけましたが、前回カペリエでかけて途中までになったイディッシュの名歌Abi Gezuntが、ジュディ・ブレスラーの名唱で入っていますので、こちらをまずおかけしてから、ハリー・カンデルの1926年の録音をベースにした1曲目のA Freylekhe Nakht In Gan Eydnと、3曲目のKhasidm Tantsをおかけします。これらの曲を時間まで聞きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<21 Abi Gezunt 2分53秒>
<1 A Freylekhe Nakht In Gan Eydn 1分49秒>
<3 Khasidm Tants 1分55秒>

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