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2024年2月12日 (月)

The Klezmorim 1976~78

ゼアミdeワールド397回目の放送、日曜夜10時にありました。14日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。

東欧系ユダヤ音楽の35回目になります。アメリカのリヴァイヴァル・クレズマーの主要グループについては一応一通り終わって、徐々にヨーロッパの新旧のクレズマーに移る予定でしたが、今回もアメリカのグループです。アメリカ西海岸のクレズモリームは、活動開始が1975年という事で、リヴァイヴァル・クレズマーの中で実は一番早かったサンフランシスコ近郊バークレーのグループです。Arhoolieから出ていた1976~78年のファースト・レコーディングと言う盤をおかけしますが、小編成のブラスサウンドのリズムが心地よく、他のリヴァイヴァル・クレズマーのグループよりも、やはり戦前のクレズマー録音に近いようにも聞こえます。じゃがたら等のメンバーだった篠田昌已率いるコンポステラにも影響を与えたそうです。ではクレズモリームの盤から1,7,9,15曲目の4曲を続けておかけしますが、これまでに聞いてきた旋律が何曲か登場します。

<1 The Klezmorim / Di Zilberne Khasene 3分21秒>

<7 The Klezmorim / Sherele 3分6秒>

<9 The Klezmorim / A Glezele Vayn 3分9秒>

<15 The Klezmorim / Firen Di Mekhutonim Aheym 3分8秒>

16曲目は曲名にHasaposervikoとあるように、ギリシア系の舞曲のようです。明らかに他とは異なる曲調です。この曲は長いので、3分程おかけして、次のAf Shabes In Vilna(ヴィルナのシャバト?)まで2曲続けます。

<16 The Klezmorim / a) Trello Hasaposerviko b) Sonya / Anushke 7分41秒 ~3分位>
<17 The Klezmorim / Af Shabes In Vilna 2分5秒>

クレズモリームから影響を受けたと言う日本のコンポステラの音源からも、クレズマー関連の曲を2曲おかけしておきます。90年リリースのコンポステラのpuff up盤が出た頃は、まだ「クレッツマー」と呼ばれていました。コンポステラやベツニ・ナンモ・クレズマーのプロデューサーのNさんが、90年前半に勤務していた池袋の店によく来られていたので、私もクレッツマーからクレズマーへの改名に立ち会いましたし、当時は合同で雑誌ラティーナなどに寄稿しました。コンポステラのチンドンを取り入れたスタイルが当時は斬新でした。「プリパ」など、クレズマー曲以外にも素晴らしい曲が目白押しです。「しあわせなユダヤ人」と「イディッシュ・ブルース」の2曲を聞きながら今回はお別れです。もし入れば「プリパ」まで入れます。この曲は、古いアイルランドの民謡説がありますが、南北戦争時代のアメリカで「ジョニーが凱旋する時」(When Johnny comes marching home)として改作して歌われ、その後は韓国の民主化運動の中でも歌われた旋律だったそうです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<2 コンボステラ / しあわせなユダヤ人 5分35秒>
<3 コンボステラ / イディッシュ・ブルース 2分38秒>
<12 コンボステラ / プリパ 3分35秒>

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