ヴァイオリニストThierry Marinelli Odessa BulgarishとOdessa Bulgar
クレズマー・オーケストラで、すっきり素晴らしい演奏を聞かせていたヴァイオリニストThierry Marinelliが、前から気になっていました。この苗字ですからイタリア系では。クラシックのヴァイオリニストとして幾つか動画がありましたが、YouTubeは一本、モーツァルトのピアノ・トリオがありましたので、こちらを貼っておきます。クレズマー・オーケストラの3枚目が出た後は、クレズマーはやっていないのではと思います。
Mozart Trio KV 502, Thierry Marinelli, Violin, Rudy Froyen, Cello, Franco Di Nitto, Piano (LIVE)
昨日のOdessa BulgarishとOdessa Bulgarの件ですが、クレズマー・オーケストラのShpil es nokh a mol Vol.3の1曲目のOdessa Bulgarishの旋律が、Henry SapoznikのThe Compleat Klezmerでは、そのままOdessa Bulgarishになっていて、一方Boosey & Hawkesから出ていたKlezmer FiddlerではOdessa Bulgarとなっていました。一方Shpil es nokh a mol Vol.3の19曲目の別メロディのOdessa Bulgarも、よく聞く旋律ですが、上記2冊には載っていませんでした。2曲に共通するのは8分音符3つのアウフタクトの音が入ることでしょう。
今日の動画は、最近見つけた面白いユニットの演奏です。エレキが入るところがユニークです。2分頃からOdessa Bulgarが出て来ますが、これもクレズマー・オーケストラの演奏ではOdessa Bulgarishの旋律です。
Limonchiki Odessa Bulgar / "The Klezmer Tunes"
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