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2024年4月 4日 (木)

ジョエル・ルービン&エプスタイン・ブラザース・オルケストラ

ブレイヴ・オールド・ワールドの初代クラリネット奏者ジョエル・ルービンは1955年生まれ、ユダヤ音楽などの民族音楽学者でもあります。一方エプスタイン・ブラザース・オルケストラのメンバーは、1910年代の人がほとんど。40歳も違う、録音当時80代の古老ミュージシャンとは思えない矍鑠とした演奏にまず驚きます。さすが大ベテランです。
ジョエル・ルービンの吹いているC管クラリネットについて知らなかったので、調べてみました。C管クラリネットは、フルートやピアノなどの楽譜を読み替えずに演奏できる楽器で、C調(ハ長調 ドレミファソラシド)の音になっているとのこと。入門楽器を持っていますが、確かに楽譜の読み替えが難しく感じていました。「C管クラリネットは、クラリネットの語源となったクラリーノ(高音ナチュラル・トランペット)の響きが、教会の天井から降り注いでくるかのような錯覚を覚えるといわれています。」とのこと。古老達との演奏に、鄙びた甲高い音色がよく合っているように思います。(以下放送原稿を再度)

ジョエル・ルービンは同じく独Wergoから、エプスタイン・ブラザース・オルケストラと組んでZeydes Un Eyniklekh (Jewish-American Wedding Music)を出していましたが、こちらは95年リリースでした。Jewish-Americkan Wedding Musicと訳があるように、今回この曲の前後でおかけする戦前の東欧の古いクレズマーを復活させる曲とは違って、戦前に東欧からアメリカに渡ってきていたユダヤ人のクレズマーですから、他の演奏で耳にする機会がある曲も多いです。

<3 Joel Rubin & Epstein Brothers Orchestra / Zeydes Un Eyniklekh ~Baym Zeydns Tish 4分56秒>

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