能登の節談説教
ゼアミdeワールド423回目の放送、日曜夜10時にありました。14日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。CDと同じYouTubeは無さそうですので、広陵兼純師の映像を2本貼っておきます。
予告しました通り、これから8月と1月は、ほぼ丸一か月純邦楽を取り上げる予定です。今後の大体の予測ですが、東欧系ユダヤが終わって、この後ヨーロッパ巡りを終えてスペインから出るまで2,3年、北アフリカからアラビア半島が1年、インド周辺に2年、東南アジアと東北アジアに2年、南北アメリカに3年、ブラック・アフリカに1,2年、オセアニアに半年とすると、その後日本の音楽に入る頃は15年後くらいになると思います。大分先になってしまいますので、せめて「盆と正月」は日本に帰ろうという考えでおります。
これまで正月は「春の海」の色々な演奏やお能の祝言の謡い、お盆時には、阿波踊り、青森のねぶた・ねぷた、岐阜県・郡上八幡の盆踊り、越中おわら風の盆などを取り上げてきましたが、今年は能登の復興を願って、また能登にはこんな古い文化が残っていたことを知って頂きたいのもありまして、「小沢昭一が訪ねた能登の節談説教」をおかけしたいと思います。小沢昭一の、放浪芸や大道芸、節談説教の膨大なシリーズの続編です。浄土真宗の僧侶である茂利宗玄と広陵兼純、両氏の音源が入っていますが、今回は広陵兼純の方を時間までおかけします。
浄土真宗興隆の地である能登の仏教講話自体が大変面白いのですが、ハナシがいつしかフシに、フシはたちまちハナシに変わる語り芸の凄さをじっくり味わってみてください。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週
<5 小沢昭一が訪ねた能登の節談説教 ~広陵兼純 / 説教「弥陀の誓願不思議に助けられ」 39分5秒>
節談説教
節談説教「如来ひとり共なりき」(廣陵兼純師、真宗大谷派満覚寺住職)
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