ブルーノ・ジラールとドニ・キュニオ
月水木に取り上げた3人の貴重な生映像も見つかっていますが、来週はブログ展開が難しい音源もあるので、来週に回して、金曜は番組で最後にかけたブラッチのブルーノ・ジラールとドニ・キュニオの映像を当たってみました。
番組で言いましたが、ブラッチのリーダーでヴァイオリニストのブルーノ・ジラールと、素晴らしいピアノを聞かせるドニ・キュニオが共演した盤をいつかかけたいと思っていました。ユニット名のYATとはYiddish Atomospheric Touch(イディッシュ・アトモスフェリック・タッチ)の略だそうです。ブルーノ・ジラールは2010年のこの盤では、クレズマティクスの演奏が耳に残る「エルシュター・ワルツ」やドナ・ドナなどで、渋い泣きの歌声をたっぷり聞かせます。今回はErshter valsとDer Alef-Beyz (Oyfn Pripetshik)の2曲を番組でかけました。
この盤が出た2010年当時、二人は還暦前だと思いますが、そのイケオジ振りがジャケットに記録されています。14年経った現在は70代に突入されているはず。2013年以降ブラッチのCDリリースもないし、気になっていましたが、2021年のCuniot Kartet Klezmerの動画がありました。ドニ・キュニオの特徴的な同音連打も確認できるし、ブルーノ・ジラールは変わらずイケオジのままなのが確認できて、嬉しい一本でした。
<6 Bruno Girard & Denis Cuniot / Yat : Mir Geyen ~Ershter vals 3分23秒>
<9 Bruno Girard & Denis Cuniot / Yat : Mir Geyen ~Der Alef-Beyz (Oyfn Pripetshik) 5分20秒>
Cuniot Kartet Klezmer
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