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2024年8月 9日 (金)

三本締め ソロモン・ミホエルス サラ・ゴルビー バリー・シスターズ

いよいよ遂に、今日で東欧系ユダヤ音楽巡りは一応終わりにします。放送回数60回ですから、1年余りになりまして、422回の内「7分の1」程になりました。しかし、まだまだあれもこれも漏れたなと言う気もしております。最後に先週予告していた往年の貴重な映像を上げておきます。1900年生まれのサラ・ゴルビーが2本、1920年代生まれのバリー・シスターズはイディッシュ・ソングは1本でしたが(英語で歌っているジャズは何本かあります)、1890年生まれで1948年のスターリン時代末期に暗殺されてしまったソロモン・ミホエルスは、イディッシュ演劇の名優だけあって何本も見つかりました。中でも「ネイサン・ベッカーの帰還 Возвращение Нейтана Беккера」は映画丸々上がっています。「ユダヤ人の血を引くレンガ職人が、ソビエト・ロシアの約束を求めて大恐慌下で資本主義アメリカを離れる。」と解説がありました。この映画の1932年頃までは良かったのでしょうが、戦後すっかり流れが変わってしまいました。他に彼の歌唱が出て来るものなど4本を上げておきます。お盆休み(10~18日)に見れると思いますが、Возвращение Нейтана БеккераとJewish Theater Through the Eyes of Chagallは楽しみです。

Возвращение Нейтана Беккера 1932 Solomon Mikhoels

"Шедевры старого кино". Соломон Михоэлс, "Еврейское счастье".

Поёт СОЛОМОН МИХОЭЛС Не суждено Solomon Mikhoels 1932

Jewish Theater Through the Eyes of Chagall

Sarah Gorby - Moyde Ani (live in France, 1966)

Barry Sisters - Nu, zug mir shoyn ven...

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